女性のエンパワメントプレイスを目指す虹のさき堂では、女性の個人事業主のコミュニティ(虹のさきStarts)を運営しております。

今回インタビューするのは、その虹のさきStartsのメンバーのWoman Lifestage Support 代表の笛吹和代さんです。


笛吹さんの事業内容は、女性のヘルスケアサポート、不妊カウンセラー、起業女性のSNS発信のサポートです。
2021年2月には「あきらめない妊活」でキャリアと不妊治療を両立させる方法の本を上梓されました。

さて、今回のインタビュアーは、馬場環です。

笛吹和代さんと馬場は、年齢は離れているものの、卒業した高校も部活も同じであったことから、意気投合し、かれこれ6年ほどのお付き合いとなります。

開業したころから、当時馬場が運営していたコミュニティサロンらんぷ主催のキッズフェスタで、子どもたちにむけて「身体の仕組み」の講座をしてもらったり、大津市男女共同参画センターの市民講座「これから妊活を始める人のための基礎知識講座」を一緒に企画提案したりしていました。

昔話が長くなってしまいました💦それでは、インタビューを始めましょう。

*********************************
馬場:今日は久しぶりに、和代さんに会った気がします。。。

笛吹:仕事は殆どオンラインになったんです。SNSもそんなに最近ではプライベート投稿もしていないから、どうしてる?ってよく聞かれます。

馬場:このコロナ禍で、大きく働き方は変わりましたか?

笛吹:そんなに変わってないのかも。もともと、不妊治療のカウンセリングはオンライン対応が多く、対面メインではなかったことも功を奏したのかもしれません。大きく影響を受けたのは、出版の件です。本来、2020年6月に出版予定だった著書「あきらめない妊活」が、コロナのこともあり2021年2月出版に延期になってしまいました。こんな情勢だから、出版記念のイベントも開催できていない状態なんです。

*********************************

笛吹:世の中の潮流が変わってきたのは実感しています。フェムテック という分野がすごく進み、コロナが蔓延する前の2018年からフェムテック関連のベンチャー企業が増えてきたんです。
女性の不妊治療であったり、生理、ヘルスケアなど女性の心身の課題をテクノロジーで解決するという分野が大きく進歩していきました。
そんなこともあって、コロナで様々な打ち合わせやシンポジウムなどがオンライン開催が一般的になったので、地方に住みながらでも都心開催のイベントに登壇したり、ベンチャー企業との打合せも距離を感じることなく進めていくことができるようになりました。

いま、感じているのは 地方にいても仕事と家庭の両立が本当にしやすくなったということ。
そういう意味では、私にとってはコロナ禍というものは仕事をする上で実力勝負のチャンスが来たと感じています。

馬場:創業したときは、個人で活動がメインで、カウンセリングが主体事業だったと思いますが、現在の事業はいかがですか?

笛吹:今まで、個人でカウンセリングをしたりセミナー開催をしたりだったのですが、今現在ベンチャー企業をタッグを組んで仕事をしています。

馬場:フリーランスのお仕事ということですね?

笛吹:現在株式会社ステルラというベンチャー企業の顧問アドバイザーをしています。そのほか、数社と連携をしながら事業を進めています。
Woman Lifestage Support としては、不妊治療と仕事を両立できるような働きかけと、当事者の支援をミッションとしています。
企業との連携の部分では、当事者むけのカウンセリングや企業への提案、企業の人事や当事者向けのウェビナーでのパネリストとして話すことをメインにしていて、企業とタッグを組むことで それぞれが今やらないといけないことに全力で注力できる今の環境が本当にありがたく感じています。

馬場:いまタッグを組んでいる企業もフェムテックの関連の企業なのですか?
フェムテックという分野のことを教えてください。

笛吹:先日、心斎橋PARCOにある医療モールに行ってきました。 いま、フェムテック(Femtech)という分野がすごく注目されています。今までタブー視されてきた女性(Fem)の体のことをテクノロジー(Tech)で解決しようという動きです。

今までタブー視してきたこと、例えば生理・妊娠・不妊・更年期 をタブー視せず、テクノロジーで快適になるようにしよう。そして、適切なヘルスケア・適切な医療(我慢せずちゃんと受診して診てもらうもらう)にたどり着けるように という動きなんです。
このフェムテックの進歩には、情報発信を個人個人がハードル低くすることができるようになったことで、婦人科や産婦人科の先生が発信してくださるようになったことも大きな力になったと思います。

声に発することをタブー視してきたことが快適になるには、技術に頼ったらよいのだと女性たちもわかってきたんだと感じています。
だからこそ、この動きは医療者も注目しているし、何よりも医療にかかわる情報が適正化されていっていることが、フェムテックが与えてくれたきっかけかもしれません。

馬場:私たち女性の知識もフェムテックの進歩とともにアップデートしていく必要がありますよね。

笛吹:そうですね、このフェムテックがくれたきっかけというのは、おろそかになっていた女性の権利を向上させる動きが出てきたということが大きいかもしれません。妊娠にしても、生理にしても、女性の体の自然なものをコントロールしてはいけない という考えがありますよね。
でも、妊娠にしても生理にしても女性側にも権利がある。タブー視されてきたことを「本当にそうなのか?」と立ち止まって考えることが大切ですね。

馬場:さて、今後の笛吹さん個人の取組みについて教えて下さい。

笛吹:今後 つなぐ つながる つなげる をテーマにしたいと考えています。
個人事業主向けにそのサービスを必要としている人につながるための発信力を育てていきたいと考えています。発信する媒体の一つブログをどう育てていくのかなどをレクチャーできるような事業にしていきたい。またそのノウハウを伝授し、人材発掘につなげてベンチャー企業とマッチングできたらと構想を練っています。

私にとって、Life&Work&Health を満たす「専門家がいる多世代交流ができる場所」をつくりたいのがゴールです。

 

笛吹和代さん、ありがとうございました。
そのゴールに近づくため 虹のさきのホントの始まり(虹のさきStarts)に加わってくださりありがとうございます。